“MacBama”氏待望論

米大統領候補者選び、共和党はJohn McCainで決まり。民主党のほうは、Barack Obamaがゴール目前だが、Hillaryさんが後へ引かない。党内では、ethnic間、gender間の亀裂が懸念されている。このままの状況で本選挙に入れば、民主党支持者のかなりの票がMcCain側に流れるだろう。
そんな折、外交専門家筋から“McBama”なる架空の人物名が飛び出した。
外交上の観点から言えば、McBamaと云う名の大統領候補者が求められているというわけだ。
例えば、イラン、イラク問題だが、現Bush政権の危険な賭と失敗を修復するにはどうすべきかだ。Obama氏では未熟すぎる。McCain氏の態度は硬直していて柔軟性がない。いまアメリカの外交政策に求められているのは両者の施策を足して2で割る人物。McBamaさんの登場だ。かかる架空の戯画像が描かれるのも、刻々迫る次期米大統領選の先行きが不透明で混迷している証拠だ。