2008-12-08から1日間の記事一覧

もう読めない「夕陽妄語」--加藤周一(その3)

1984年よりA紙夕刊に月一回、加藤周一氏は400字詰め原稿用紙にして6,7枚の批評を書き綴ってきた。『夕陽妄語』。驚異的な博識による縦横無尽の切り口、真のリベラリスト加藤氏の面目躍如のエッセイである。 『夕陽妄語』は同氏が1983年頃滞在していたヴェネ…