Truthが死滅すればFreedomも滅びる

In an era of 'alternative facts', the simple truth is under siege--<他にもう一つの事実がある>などと云う時代には、単純な真実そのものは攻撃対象にされる--NYTは強い懸念を示している。悪鬼の如き装置が組み立てられ人々を無限地獄に引きずり込むようだ、大統領の発する言葉は国の一つの基準である。偽りを言えば、その虚偽が文化の奥深く浸透する。米国人は自問し始めている。かような人物を権力の座から追い払うことは出来ないのか?
真実と虚偽の区別に無関心になることはファシズムの前兆である。ジャーナリズムーメデイアの声はrealでありfact-basedだ。Trumpの影武者Stephen Bannonは"メデイアは黙れ!" とほざいた。
1933年2月ドイツ連邦国会議事堂が炎上した。今なお犯人は不明だが放火によるものだった。総統になって間もないHitlerは何らの根拠もなく残忍にも「共産主義者の仕業だ!」と決めつけた。

この偽りの喧伝によりNaziの専横が始まった。"At one blow all of justice in Germany was smashed "(唯の一撃でドイツの正義は葬られた)--Stefan Zwiegの箴言である。
メデイアを敵視し、法廷を愚弄、米国固有の自由・民主主義の理念を持ちわせず、暴力志向のアジテーターである大統領こそテロリズムそのものではないか?
「真実・事実こそ大切だ。連邦裁判所が逆襲に出ている。政府も透明性を高めている。今ほどジャーナリズムが重要なときはない。真実は滅びない。が、今まさにその真実が包囲・攻撃されている現実を否定するとすれば思わぬ災禍を招く」--NYTのコラムニストRoger Cohenによる。