知ることの驚きと楽しみ

第二次大戦末期、ヒトラ-独軍がムッソリ-ニのイタリアに侵攻とはなんだ! 同じ枢軸国として連合軍を相手に最後の死闘を繰り広げていたはずなのに。
実態は、窮鼠猫を噛む。連合軍に追い詰められフィレンツェが危ない。連合軍の越河を食い止めるためアルノ川に架かる中世からの歴史を有する6橋を1橋(ヴィッキオ橋)を除いて全て爆破してしまった。バルチザンも勇敢に闘ったが相手は狂気のヒトラ-だ。ムッソリ-ニは敢えなく膝まずいた。
敗戦後10年を経て地元建築家や知識人の力により世界に愛される美橋が再建された。
が、その後10年後の1966年、先の大戦以上の損害を与えた惨事がフィレンツェの街を襲ったのである。